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嘉島町震災復興基本方針の公表について

更新日:2016年8月26日

 この度、嘉島町では、以下のとおり嘉島町震災復興基本方針を策定いたしましたので、公表いたします。

嘉島町震災復興基本方針

 嘉島町は、平成28年4月、震度6以上の地震が連続して発生し、4名のかけがえのない尊い命が失われるとともに、約730棟もの住家が全半壊し多くの町民の方々が避難されました。

 道路や橋、下水道、公共施設などの社会基盤や農業用施設の被害額は約26億円にのぼり、工場なども被災し産業にも甚大な被害を与えました。

 かつて経験したことのない大きな災害となりましたが、本町は、町民の方々の努力と国・熊本県の支援、他自治体から派遣された職員や自衛隊の方々に加え、多くのボランティアの方々の支援と協力を得て、避難所の開設・運営や支援物資の受入・提供、応急仮設住宅の建設など、町民の皆様が一日も早く日常生活に戻れるよう、復興に向け全力で取り組んできました。

 幸いにも本町に進出された企業の撤退は1社もありません。今後も町民の皆さんと心を一つにして、町の復旧・復興に取り組んでいく必要があります。

 ここに、本町が震災からの単なる復興ではなく更なる発展を期して、「活力とうるおいに満ちた田園文化都市 住んで良かった!水の郷 嘉島」の実現を目指し、復興に向けた5つの基本方針を定めます。

5つの基本方針

1 くらし・生活の再建と社会基盤の復旧

 町民の皆さんが一日も早く日常の生活に戻れるよう、応急仮設住宅とみなし仮設住宅への入居や被災住宅の応急修理を進めていますが、「すまい」の自主再建の促進や災害公営住宅の建設など、町民の皆さんのくらし・生活を再建するとともに、道路や下水道、公共施設などの社会基盤の復旧と災害に強いまちづくりを進めます。

2 町内企業の復旧・復興

 熊本南工業団地や嘉島リバゾン、サントリー九州熊本工場、イオンモール熊本、HIヒロセなど町内企業は大きな被害を受けながらも、多くが応急工事による操業・営業を再開しています。中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業の活用等、復旧・復興に向けた動きをサポートします。

3 東部台地及び芝原土地区画整理事業の推進
  1. 東部台地「ゆうすいの杜」の開発を促進し、商業施設や生活利便施設を誘致、人と自然がふれあう活気のある街づくりを進めます。
  2. 芝原地区は、大型家電量販店とホームセンターの早期建設に向けて開発期間を短縮し、にぎわいのある街づくりを進めます。
4 上仲間・下仲間地区計画の推進

 上仲間・下仲間地区計画区域5ヘクタールに2つの企業が進出を予定しています。今後、地権者の方々と協議を進めて参ります。

5 定住促進と企業誘致による更なる発展

 民間企業による宅地開発を含めた定住を促進し、企業誘致による雇用創出に一層取り組んでいきます。


お問い合わせ

嘉島町役場 企画情報課
電話番号:096-237-2641この記事に関するお問い合わせ


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